6/30(日) 島根県鹿足郡吉賀町注連川(しめがわ)で開催される「第7回 田んぼの生き物調査」に参加します。

今朝は5時から愛犬ナナと1時間15分 6kmのお散歩へ
午前8時半に福岡県を出発して、島根県鹿足郡吉賀町へ向かいます。

関門橋を渡り、本州・山口県へ

中国道 六日市IC(島根県鹿足郡吉賀町)まで福岡ICから220km 2時間半の道のりです。

国道187号線を右折して、吉賀町注連川(しめがわ)へ向かいます。

午前11時半から「注連川の糧」が主催する「第7回 田んぼの生き物調査」
今年もたくさんの子供たちや保護者が参加して下さいました。

注連川の糧 土井会長のコシヒカリ(有機・無農薬栽培)のおにぎりが昼食です
島根県吉賀町に昔から伝わる【きなこおにぎり】は、子供たちに大人気

おにぎりをお腹いっぱい食べたら、気合いを入れて生き物を探します。

注連川の糧 土井義則会長と潮竜太郎さんの有機・無農薬の田んぼで生き物調査
除草剤も使用していないので、島根県から「除草剤ゼロ」の看板が立てられます。

米・食味鑑定士協会 鈴木会長は、生き物調査に毎回欠かさず参加して下さいます。

兵庫県豊岡市から参加のJAたじま 米穀課 堀田係長と松島さん

日本最大の水生昆虫 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に分類されているタガメを必死で探すJAたじま 米穀課の松島さん

「第7回 田んぼの生き物調査」の参加者全員で記念撮影

捕まえた生き物を集計中 今年も50種類以上の生き物が確認されました。

化学肥料を使うとミミズが死ぬので居ない訳ですが、有機栽培だともぐらは田んぼの畦(あぜ)に穴を開けて水漏れさせる困った奴です

絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に分類されているクロゲンゴロウ


日本最大の水生昆虫 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に分類されているタガメ

15時から吉賀町林業総合センター(吉賀町七日市)で吉賀町役場 産業課主催の「吉賀町環境保全型農業直接支払交付金冬期湛水講習会」に参加

JAたじま 米穀課 堀田係長の「コウノトリ育む農法」についての講演

冬期湛水の取り組みやコウノトリ育む農法について質問がありました。
豊かな自然環境・多様な生態系を守るため農業生産からの環境負荷をできるかぎり低減させる農業を推進していこうという講習会でした。

講習会のあと、日本の棚田百選 大井谷の棚田(島根県鹿足郡吉賀町柿木村白谷)へ

面積は約6ha 室町時代末期から江戸時代にかけてつくられた棚田が今も600枚以上残っています。

津和野藩主への献上米 昔からおいしいお米がとれることで知られています。

水稲の作付けは、減反政策・農家の高齢化・後継者不足・米価の低迷により約6haまで落ち込んでいます。

大井谷の棚田では、オーナー制度や棚田トラスト制度を実施しており、棚田を残す取組みを吉賀町役場・生産農家が一体となって取り組んでいます。

夜は、レストラン 弦(島根県鹿足郡吉賀町六日市)で飲み会
お料理も美味しくて、ついつい飲み過ぎました