令和3年10月28日(木)
令和3年産 新米 なつほのか① 産地特選米 の外観品質
(生産地)大分県中津市本耶馬渓町
(生産者)井上幸宏・国宏
化学肥料:不使用(自家製ぼかし肥料)
農薬:当地比 5割以上削減
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
品種:令和3年産 新米 なつほのか
水分:14.8%
室温:18℃
流量
1回目:3
2回目:3
抵抗
1回目:1.8
2回目:1.8
吹きこぼれることが無いように、外ふたの上に重石をのせて炊いています。
熱や水が逃げて吹きこぼれると美味しいごはんが炊けないので、サタケ炊飯食味値も本来の点数が出なくなります。
今日のごはんの試食
令和3年産 新米 なつほのか① 産地特選米 の試食です。
なつほのかは、炊き上がったごはんのつや・光沢・白さが際立ちます。
やや大粒で粒揃いが良く、もっちりした強めの粘りがありました。
「なつほのか」(旧系統名: 西南136号)は、
・高温登熟性の優れる良食味系統「西南115号」を母
・良食味系統「西海250号」、後の「にこまる 」を 父
・鹿児島県農業開発総合センターで平成15年に人工交配した組合せから育成・選抜されました。
・稈長は「コシヒカリ」より短く,倒れにくい
・出穂期は「コシヒカリ」に比べて10 日,成熟期で12日遅い早期栽培用“晩生”
・玄米の大きさは「コシヒカリ」に比べて大粒で、収量性は「コシヒカリ」を10~15%上回る
・登熟期の高温に強く 玄米外観品質は 「コシヒカリ」や「イクヒカリ」より優れる。
・食味は極良食味で「コシヒカリ」や「イクヒカリ」より食味計測値が高く、タンパク値は約1%低い。
なつほのかは九州早期米地帯の産地評価を上げることが確実な、東北のお米に負けない品質・食味・収量の凄い品種だと個人的に思っています。
今日の食味値結果
令和3年産 新米 なつほのか① 産地特選米
(生産地)大分県中津市本耶馬渓町
(生産者)井上幸宏・国宏
化学肥料:不使用(自家製ぼかし肥料)
農薬:当地比 5割以上削減
玄米タンパク 6.6%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 81点
白米タンパク 5.9%
静岡製機 TM3500 白米食味値 82点
サタケ STA1A 炊飯食味値 93点
水加減 米1:水1.455倍
約70分 浸漬
店頭販売のお米が全て令和3年産 新米となり、富山県・福井県・兵庫県但馬・島根県・山口県・大分県などが順次入荷しています。
スーパー・ドラッグストア・ディスカウントストアの慣行栽培米(農薬・化学肥料を通常使用)と食べ比べてみてください!
あまりの美味しさの違いに愕然としますよ‼