令和2年9月10日(木)
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
令和2年産 新米の水加減について
(パロマ ガス炊飯器 5.5合炊き PR-100DFを使用)
お米1:水1.445倍
758g(釜の重さ)+688g(お米)+995g(水:お米×1.445倍)
=2441g
令和2年産 新米 688g=4.58合ですが、水は目盛4.7合付近です。
令和元年産 古米➡令和2年産 新米 では688g(4.58合)で7gの水を控えています。
今日のごはんの試食
令和2年産 新米 にじのきらめき 産地特選米 の試食です。
新品種にじのきらめきは、適度な粘りとごはん粒表面の弾力(コシ)が強くてしっかりした粒感が特徴の品種です。
なつほのか×北陸223号の交配・育種ですが、なつほのかとは食感がかなり異なります。
新品種にじのきらめき(北陸263号)
☆農研機構 中央農業研究センター 北陸研究拠点(新潟県上越市)で、
高温耐性に優れた西南136号 後の なつほのか を母、
極良食味の 北陸223号 を父
とした交配から育成した品種です。
☆育成地(新潟県上越市)での出穂期はコシヒカリとほぼ同じです。
成熟期はコシヒカリより4日から5日程度遅くなります。
☆稈長はコシヒカリよりもかなり短くなります。
☆育成地(新潟県上越市)での玄米収量はコシヒカリに比べて標肥栽培で15%程度、多肥栽培で30%弱の多収です。
☆千粒重はコシヒカリよりも2g程度重くなります。
☆玄米外観品質 はコシヒカリより明らかに優れます。
☆食味はコシヒカリと同等の評価です。
☆耐倒伏性は強、穂発芽性は難、葉いもち圃場抵抗性は中、穂いもち圃場抵抗性はやや強、縞葉枯病には抵抗性、白葉枯病抵抗性はやや弱、高温耐性はやや強です。
☆栽培適地は、コシヒカリの栽培が可能な北陸から関東以西です。
今日の食味値結果
令和2年産 新米 にじのきらめき 産地特選米 9/4サンプル
特別栽培農産物 鹿児島県認証
☆ 化学肥料:不使用 有機質肥料100%栽培(マルイ有機)
☆ 農薬:当地比5割以上削減
(生産地)鹿児島県肝属郡東串良町
(生産者)大幸農産 中島 正幸
玄米タンパク 7.3%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 74点
白米タンパク 7.2%
静岡製機 TM3500 白米食味値 69点
サタケ STA1A 炊飯食味値 87点
水加減 米1:水1.445倍
約40分浸漬