令和2年11月17日(火)
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
今日のごはんの試食
令和2年産 新米 てんこもり 1等の試食です。
前回の試食でサタケ炊飯食味値91点でしたが、松島さん本人が納得いかないらしく、サタケ炊飯食味85~86点位のはずだから、もう1回試食・食味値測定して欲しいと新たにサンプルが届きました。
前回同様に、つや・光沢が良く、白さ際立つごはんに炊き上がりました。
コシヒカリより粘りが控えめで、クセが無くあっさりした食感なので、品種名通りにごはん茶碗にテンコ盛りで食べれます。
てんこもり(富山67号)は、
1996年に富山県農業技術センター農業試験場において、
短稈・高品質系統の「富山36号」(後の「来夢36」)を母に、
短稈・高品質系統の「と系1000」を父に交配・育種された品種です。
☆コシヒカリと比べ、出穂期は5日程度、成熟期は7日程度遅い
☆稈長はコシヒカリより短く、耐倒伏性が強い
☆玄米品質は安定して高く、特に基白・背白粒の発生が少ない
☆収量が多く、味はコシヒカリに匹敵します。
今日の食味値結果
令和2年産 新米 てんこもり 1等 11/14サンプル
(生産地)富山県黒部市
(生産者)松島 功治
玄米タンパク 7.2%
静岡製機 TM500 玄米食味値 80点
白米タンパク 6.5%
静岡製機 TM3500 白米食味値 78点
サタケ STA1A 炊飯食味値 92点
水加減 米1:水1.448倍
約60分 浸漬