令和2年11月16日(月)
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
今日のごはんの試食
令和2年産 新米 棚田米 ヒノヒカリ 産地特選米 の試食です。
九州の主力品種ヒノヒカリは、天候不順、台風(5号・8号・9号・10号)、害虫ウンカ被害による不作の影響で、食味値は平年より3点前後は低い傾向です。
「今年のヒノヒカリは、あまり美味しくない!」と同業者から散々聞かされていました。
田部さんの棚田米ヒノヒカリを試食してみると、ごはんのつやも良くて適度な粘りと旨味があり美味しかったです。
大分県の令和2年産米 10/15作況指数は77「不良」
77の数値は全国で2番目に低く、1993年(平成8年)と並んで平成以降で最低となっています。
そのことを考慮すれば、むしろ上出来の部類に入ると思います。
今日の食味値結果
令和2年産 新米 棚田米 ヒノヒカリ 産地特選米 10/24引取り分
(生産地)大分県竹田市小川
(生産者)田部 誠樹
有機質肥料100%栽培米(豊後和牛の堆肥+マルイ有機)
玄米タンパク 7.9%
静岡製機 TM500 玄米食味値 69点
白米タンパク 7.3%
静岡製機 TM3500 白米食味値 70点
サタケ STA1A 炊飯食味値 85点
水加減 米1:水1.448倍
約60分 浸漬
昨日11/15(日)に大分県宇佐市長洲で積み込みした、桃田 勝則さんの令和2年産 新米 ヒノヒカリ 産地特選米をパレットに手降ろし