令和2年11月9日(月)
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
今日のごはんの試食
令和2年産 新米 てんこもり 1等の試食です。
つや・光沢が良く、白さ際立つごはんに炊き上がりました。
粘りはコシヒカリより少しだけ控えめでしたが、粒感(コシ)と旨味は同等以上でした。
てんこもり(富山67号)は、
1996年に富山県農業技術センター農業試験場において、
短稈・高品質系統の「富山36号」(後の「来夢36」)を母に、
短稈・高品質系統の「と系1000」を父に交配・育種された品種です。
☆コシヒカリと比べ、出穂期は5日程度、成熟期は7日程度遅い
☆稈長はコシヒカリより短く、耐倒伏性が強い
☆玄米品質は安定して高く、特に基白・背白粒の発生が少ない
☆収量が多く、味はコシヒカリに匹敵します。
ごはんが炊き上がってから約1時間後、ごはんが冷めてから サタケ炊飯食味計 STA1A でごはんの美味しさを6回測定します。
①【静岡製機 食味分析計 TM3500】で玄米の食味値測定
② 試験精米
③【静岡製機 食味分析計 TM3500】で白米の食味値測定
④ 洗米・炊飯
⑤ お昼に試食
⑥【サタケ炊飯食味計 STA1A】でごはんの食味値測定
以上の工程を経て、お米・ごはんの良し悪しを判断しています。
今日の食味値結果
令和2年産 新米 てんこもり 1等 11/6サンプル
(生産地)富山県黒部市
(生産者)松島 功治
玄米タンパク 7.4%
静岡製機 TM500 玄米食味値 77点
白米タンパク 6.8%
静岡製機 TM3500 白米食味値 75点
サタケ STA1A 炊飯食味値 91点
水加減 米1:水1.448倍
約70分 浸漬