令和5年1月16日(月)
令和4年産 にじのきらめき① 産地特選米 玄米の外観品質
(生産地)大分県中津市本耶馬渓町
(生産者)稲作屋 井上家 井上 幸宏・国宏
化学肥料:不使用(有機質肥料100%栽培米・自家製ボカシ肥料 )
農薬:7割以上削減
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
品種:令和4年産 にじのきらめき
水分:14.2%
室温:14℃
流量
1回目:3
2回目:3
抵抗
1回目:2.2
2回目:2.2
令和5年1月の水加減 お米1:水1.478倍
【弊社使用 パロマPR‐100DF 5合炊き】令和4年産米の場合
762g(釜の重さ)+661g(お米4.41合)+977g(水:お米×1.478倍)=2400g
今日のごはんの試食
令和4年産 にじのきらめき① 産地特選米 の試食です。
写真のように、炊き上がったごはんはつやつやピカピカ✨です。
同産地のコシヒカリ・ヒノヒカリと比べるとやや大粒で、しっかりした粒感(コシ)とやや強めの粘りがあります。
新品種にじのきらめき(北陸263号)
☆農研機構 中央農業研究センター 北陸研究拠点(新潟県上越市)で、
高温耐性に優れた西南136号 後の なつほのか を母、
極良食味の 北陸223号 を父
とした交配から育成した品種です。
☆育成地(新潟県上越市)での出穂期はコシヒカリとほぼ同じです。
成熟期はコシヒカリより4日から5日程度遅くなります。
☆稈長はコシヒカリよりもかなり短くなります。
☆育成地(新潟県上越市)での玄米収量はコシヒカリに比べて標肥栽培で15%程度、多肥栽培で30%弱の多収です。
☆千粒重はコシヒカリよりも2g程度重くなります。
☆玄米外観品質 はコシヒカリより明らかに優れます。
☆食味はコシヒカリと同等の評価です。
☆耐倒伏性は強、穂発芽性は難、葉いもち圃場抵抗性は中、穂いもち圃場抵抗性はやや強、縞葉枯病には抵抗性、白葉枯病抵抗性はやや弱、高温耐性はやや強です。
☆栽培適地は、コシヒカリの栽培が可能な北陸から関東以西です。
大分県中津市本耶馬渓町 稲作屋 井上家 井上 幸宏さん(左 弟)・国宏さん(右 兄)
今日の食味値結果
令和4年産 にじのきらめき① 産地特選米
(生産地)大分県中津市本耶馬渓町
(生産者)稲作屋 井上家 井上 幸宏・国宏
化学肥料:不使用(有機質肥料100%栽培米・自家製ボカシ肥料 )
農薬:7割以上削減
玄米タンパク 7.1%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 77点
白米タンパク 6.6%
静岡製機 TM3500 白米食味値 77点
サタケ STA1A 炊飯食味値 90点
水加減 米1:水1.478倍
約50分 浸漬