令和2年11月21日(土)
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
今日のごはんの試食
令和2年産 新米 棚田米 ヒノヒカリ 産地特選米 の試食です。
九州の主力品種ヒノヒカリは、天候不順、台風(5号・8号・9号・10号)、害虫ウンカ被害による不作の影響で、食味値は平年より3点前後は低い傾向です。
「今年のヒノヒカリは、あまり美味しくない!」と同業者から散々聞かされていました。
大分県の令和2年産米 10/15作況指数は77「不良」
77の数値は全国で2番目に低く、1993年(平成8年)と並んで平成以降で最低となっています。
佐藤 資重(さとう すけしげ)さんのヒノヒカリを試食すると、写真のようなつやつやピカピカのごはんに炊き上がりました。
やや強めの粘りとごはん粒表面の粒感があり、平年並みの美味しさを確保しています。
佐藤 資重さんは毎年、ヒノヒカリで契約生産農家の中で1~2番の食味値を出す生産者なので、不作年でもそつなく旨いお米を出荷して下さいました!
今日の食味値結果
令和2年産 新米 棚田米 ヒノヒカリ 産地特選米 11/13引取り分
(生産地)大分県竹田市下坂田
(生産者)佐藤 資重
玄米タンパク 7.5%
静岡製機 TM500 玄米食味値 75点
白米タンパク 6.4%
静岡製機 TM3500 白米食味値 77点
サタケ STA1A 炊飯食味値 87点
水加減 米1:水1.448倍
約50分 浸漬