9/6(水) おはようございます。
今日は29年産 新米なつほのか 産地特選米の食味値測定・試食をします。
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
今日のお昼ごはん
ごはん
味噌汁
コロッケ
いわしフライ
玉子焼き
ウインナー
ちくわ
レタス
たまねぎ
トマト
今日のごはんの試食
29年産 新米なつほのか 産地特選米の試食です。
鹿児島県早期米地帯(大隅半島)のコシヒカリとなつほのかを食味比較した場合、ごはんのつや・粘りは明らかになつほのかが優れています。
なつほのかはコシヒカリより大粒で千粒重が重いので、炊き上がったごはんもやや大きく、舌触りが滑らかなのが特徴です。
水稲新品種「なつほのか」(旧系統名: 西南136号)は、
・高温登熟性の優れる良食味系統「西南115号」を母
・良食味系統「西海250号」、後の「にこまる 」を 父
・鹿児島県農業開発総合センターで平成15年に人工交配した組合せから育成・選抜されました。
・稈長は「コシヒカリ」より短く,倒れにくい
・出穂期は「コシヒカリ」に比べて10 日,成熟期で12日遅い早期栽培用“晩生”
(稲刈りが8月中旬のお盆前後)
・玄米の大きさは「コシヒカリ」に比べて大粒で、収量性は「コシヒカリ」を10~15%上回る
(10a 1~2俵 コシヒカリより多収 9~10俵/10a)
・登熟期の高温に強く 玄米外観品質は 「コシヒカリ」や「イクヒカリ」より優れる。
・食味は極良食味で「コシヒカリ」や「イクヒカリ」より食味計測値が高く、タンパク値は約1%低い。
なつほのかは九州早期米地帯の産地評価を上げることが確実な、東北のお米に負けない品質・食味・収量の凄い新品種だと個人的に思っています。
(生産地)鹿児島県肝属郡東串良町
(生産者)大幸農産 中島正幸
☆有機質肥料100%栽培米
☆農薬使用:当地比70%削減
玄米タンパク 6.8%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 80点
白米タンパク 6.0%
静岡製機 TM3500 白米食味値 83点
サタケ STA1A 炊飯食味値 88点
水加減 米1:水1.44倍 約50分浸漬