令和4年6月3日(金)
令和3年産 イクヒカリ ④ 産地特選米 の玄米外観品質
(生産地)大分県中津市本耶馬渓町
(生産者)井上 幸宏・国宏
化学肥料:不使用(自家製ぼかし肥料)
農薬:当地比 5割以上削減
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
品種:令和3年産 イクヒカリ
水分:14.9%
室温:24℃
流量
1回目:3
2回目:3
抵抗
1回目:1.8
2回目:1.8
今日のごはんの試食
令和3年産 イクヒカリ④ 産地特選米 の試食です。
瑞々しくピカピカ ✨ で白さが際立つごはんに炊き上がりました。
コシヒカリ・ヒノヒカリと比べるとやや大粒で舌触りが良く、柔らかめの食感でもっちりした強めの粘りがありました。
「イクヒカリ」は1990年に福井県農業試験場 水稲育種部 育種研究グル-プで、
・中生の極良食味で直播栽培にも適する品種を育成する目的で交配した越南148号/北陸148号(後のどんとこい)の組合せから育成されました。
・食味は粘りがあって「コシヒカリ」と同等で、特に冷えた時には「コシヒカリ」を上回ります。
・「コシヒカリ」に比べ出穂期、成熟期とも2日ほど早く、育成地では中生の早に属します。
・「コシヒカリ」に比べ稈長は15㎝ほど短く、穂長はわずかに短く、穂数は同程度で、草型は中間型です。
・耐倒伏性は「コシヒカリ」に比べ明らかに強い
・いもち病真性抵抗性遺伝子型はPita-2とPiiと推定され、葉いもち・穂いもち圃場抵抗性とも中
・精米のアミロ-ス含量は「コシヒカリ」より約1ポイント低く、タンパク質含量は同程度です。
・応地域は北陸・関東以西および暖地の早期栽培地帯です。
・耐冷性がやや弱なので、冷害が心配される地帯は作付けを控える。
今日の食味値結果
令和3年産 イクヒカリ④ 産地特選米
(生産地)大分県中津市本耶馬渓町
(生産者)井上 幸宏・国宏
化学肥料:不使用(自家製ぼかし肥料)
農薬:当地比 5割以上削減
玄米タンパク 7.4%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 73点
白米タンパク 6.4%
静岡製機 TM3500 白米食味値 77点
サタケ STA1A 炊飯食味値 90点
水加減 米1:水1.48倍
約90分浸漬