令和３年７月２５日（日）
福岡県糟屋郡粕屋町の自宅を午前６時に出発して、鹿児島県肝属郡東串良町川西の大幸農産に向かいます。
到着目標は１４時
トヨタ プロボックスの目標燃費は１８．５ｋｍ／Ｌに設定
国道４４３号線で県境を越えて、福岡県（みやま市山川町北関）➡熊本県（玉名郡南関町）へ
南九州西回り自動車道 日奈久ＩＣ（熊本県八代市日奈久平成町）で水俣方面（通行無料）へ
南九州西回り自動車道 日奈久ＩＣ（熊本県八代市日奈久平成町）➡水俣ＩＣ（熊本県水俣市）の無料区間➡国道２６８号線で伊佐方面へ
国道５０４号線（鹿児島県霧島市溝辺町）で鹿児島空港・国分方面へ
東九州道 鹿屋串良ＪＣＴ（鹿児島県鹿屋市串良町）➡大隅縦貫道 細山田ＩＣ（鹿児島県鹿屋市串良町細山田）へ
東九州道 末吉財部ＩＣ⇔大隅縦貫道は無料なので助かります。
東九州道 志布志ＩＣ ～ 鹿屋串良ＪＣＴ間の１９．２ｋｍが７月１７日開通しました。
今まで通りに大隅縦貫道 細山田ＩＣを利用するか？
新たに出来た東九州道 大崎ＩＣ（鹿児島県曽於郡大崎町）を利用するか？
地図の距離計測（Googleマップ）をしてみると、鹿児島県肝属郡東串良町川西 大幸農産まで、どちらのインターチェンジを利用しても約１２ｋｍなので、今まで通りに大隅縦貫道 細山田ＩＣを利用した方が約９ｋｍ近い計算です。
１４時から、鹿児島県肝属郡東串良町 大幸農産 中島 正幸さんの圃場を視察
鹿児島県肝属郡東串良町 大幸農産 中島 正幸さん（品種：コシヒカリ）
化学肥料：不使用（有機質肥料１００％栽培米）
農薬：５割以上削減
㈱日食の契約生産者さんから、「中島親分」「大先生」と呼ばれているベテランの稲作（米）専門農家です。
令和３年産 新米コシヒカリ 産地特選米 の稲刈りは７／３０（金）～８／５（木）頃に行う予定です。
ニッショク通信を見ていただいている皆様にお届け出来るのは、８／５（木）～８／７（土）頃になると思いますので、新米コシヒカリを心待ちにしていて下さい！
コシヒカリは、台風６号の影響による曇天や朝晩の気温がやや涼しいことで、出穂は５日ほど早かったものの登熟に時間を要しています。
出穂後の積算温度による収穫適期の目安は、コシヒカリは１，０００℃です。
ゆっくり登熟すると、米粒が膨らみ食味が良い傾向なので楽しみです。
品種：なつほのか 産地特選米
化学肥料：不使用（有機質肥料１００％栽培米）
農薬：５割以上削減
写真のなつほのかは、かなり食味に期待が持てます。
これくらい淡い色の稲だと、安心して収穫したお米を分けていただけます 😄
品種：にじのきらめき 産地特選米
化学肥料：不使用（有機質肥料１００％栽培米）
農薬：５割以上削減
「にじのきらめき」は、高温耐性のある「なつほのか」と食味に優れた「北陸２２３号」を人工交配した品種です。
高温耐性と収量性に優れ、コシヒカリと同等の極良食味米です。
オオバナミズキンバイとジャンボタニシは、特に被害が大きい特定外来生物
オオバナミズキンバイ
南米から観賞用として持ち込まれ、きれいな黄色い花を咲かすのですが、繁殖力が非常に強く、生育面積は３年間で１００倍に拡大しています。
オオバナミズキンバイは切断しても茎から再生するため、機械ではなく人力で根こそぎ取り去る必要があります。
水陸両生の植物で、駆除しても葉や茎の切れ端からも芽を吹いて、ところかまわず成長するやっかいな外来植物です。
早めに取り除きましょう‼ と書いてあるのに・・・
オオバナミズキンバイが大量繁茂して、コンバインで稲刈り出来ないですね‼
他所の田んぼだけど、中島さんがオオバナミズキンバイを抜いてみると・・・
こんな生命力の強い南米の植物を、観賞用に持ち込むなど狂気の沙汰としか思えません 😡
鹿児島県大隅半島でオオバナミズキンバイが増えて、大問題になっています。
コンバインが詰まり、乾燥機が詰まり、籾摺り機が詰まる。
というより、小さなうちに処理できなければ稲刈り不能になる可能性さえある恐ろしい外来植物です。
鹿児島県肝属郡東串良町にある試験圃場
毎年、この試験圃場にくることを楽しみにしています。
西南１３６号（後のなつほのか）もここで試験栽培されていました。
採決 現地 西南１７０号
なつほのか × 越南２３５号
採決 現地 西南１７２号
なつほのか × Ｋ系多３５１
採決 現地 北陸２７１号
北陸２２３号 × 奥羽４０７号（えみのあき）
美味しい・作り易い・収量が多い・高温耐性・病気に強いなど、より良い品種を目指して育種が行われています。
上記の３品種の中から、新品種が誕生することは間違いないと思います。
鹿児島県肝属郡東串良町 大幸農産 中島 正幸さん（品種：なつほのか）
化学肥料：不使用（有機質肥料１００％栽培米）
農薬：５割以上削減
食味重視の栽培なので、かなり色が淡いです。
サタケ炊飯食味値８８～９０点は確実だと思います。
鹿児島県志布志市志布志町 株式会社川﨑農産 川﨑 龍海さん
鹿児島県志布志市志布志町 株式会社川﨑農産 川﨑 龍海さんのなつほのか
化学肥料：不使用（有機質肥料１００％栽培米）
農薬：５割以上削減
令和２年産 なつほのかは、サタケ炊飯食味値９１点でした。
今年、令和３年産も９０点越えしそうな稲姿・色だと思います。
令和３年産 新米に期待が持てる産地視察となりました。
福岡県糟屋郡粕屋町 ➡ 鹿児島県肝属郡東串良町で、約３５０ｋｍを走りました。
