7/4(土) おはようございます。
今朝は7時過ぎに宿泊したホテルルートイン福井大和田の朝食バイキングをガッツリいただきます。
今日も昨日に引き続き、JA花咲ふくい管内の水稲の生育調査です。
JA花咲ふくい 営農部 担い手担当 新宅さん
富山県黒部市 松島さん
島根県鹿足郡吉賀町 森下保さん
大分県中津市本耶馬溪町 井上幸宏さん(井上兄弟の弟)
熊本県八代市昭和同仁町 熊本農業資材㈱ 大杉社長
鹿児島県出水市 マルイファーム㈱ 肥料製造事業本部 溝口さん
福岡県糟屋郡須恵町 ㈱日食内田の7名で生育調査します。
①土壌改良剤てんてん(微生物有機)
②マルイ有機 糖蜜入り
③バイオ酵素ハイパワーの組み合わせで高品質・良食味・多収という凄い有機農業の栽培を大杉社長に指導していただきます。
福井県坂井市丸岡町 無農薬・無化学肥料で米作りをされている西富治雄さん(手前から2番目 帽子を被った方)
①土壌改良剤てんてん(微生物有機)
②マルイ有機 糖蜜入り
③バイオ酵素ハイパワーの組み合わせで順調に生育しています。
化学肥料:不使用
農薬:不使用
生産者:西富治雄
除草剤を使わないので、乗用田植機の後部に除草アタッチメントを取り付けた除草機で除草をします。
乗用除草機で草を抑えられない場所は、アイガモンで田んぼの除草をしています。
アイガモンにカバーを付けて、除草した草が稲に当たるのを防ぐ工夫をしています(左)
アイガモンのカバーをカットして、より草が除草できるように仕様変更しています(右)
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=5aYOimAXy0E#t=61[/youtube]
①土壌改良剤てんてん(微生物有機)
②マルイ有機 糖蜜入り
③バイオ酵素ハイパワーの組み合わせで栽培する無農薬タンチョウモチ
無農薬コシヒカリ・無農薬タンチョウモチをJA花咲ふくいを通じて㈱日食に分けていただいております。
この無農薬タンチョウモチは沖縄県那覇市おもろまち3-3-1 コープあっぷるタウン店内にある米八十米(こめやじゅうべい)さんで販売しています。
福井県坂井市丸岡町 無農薬・無化学肥料で米作りをされている西富治雄さん
米八十米(こめやじゅうべい)さん この写真をご自由にお使いください!
西富治雄さんの了解も頂いております。
①土壌改良剤てんてん(微生物有機)
②マルイ有機 糖蜜入り
③バイオ酵素ハイパワーの組み合わせでコシヒカリを栽培しています。
熊本県八代市昭和同仁町 熊本農業資材㈱ 大杉社長がじっと見つめるのはコシヒカリの根元の部分です。
この根を上根といいます。
稲の根は田植え後に下へ下へと伸びる下根と、穂が出る約50日前から横へ横へと伸びる上根の2種類があります。
そして、籾の中にデンプンを蓄えるための根は、横へ伸びるこの上根です。
この上根から効率よく養分を吸収させることで、お米はより美味しくなります。
白い上根が土から飛び出すのは有機質肥料100%栽培の特徴であり、化学肥料を使用するとこのようになりません!
化学肥料で栽培した上根は黒い色をしているので、すぐ分かります。
つまり、白い上根は有機肥料で栽培したか化学肥料かを見分ける、おいしいお米になるかどうかを見分ける大事なポイントなのです。
葉色は4.5くらい 分けつも1株当たり25~30本取れています。
お手本のような素晴らしい稲姿で、収量と食味がすごく期待できます。
①土壌改良剤てんてん(微生物有機)
②マルイ有機 糖蜜入り
③バイオ酵素ハイパワーの組み合わせでコシヒカリを栽培しています。
田植えが5/27頃 7月に入ったので中干し・溝切りをしています。
5月に田植えしたイネは7月に入ると分けつ数が最高となり、その後幼穂形成期へと生育が進んでいきます。
目標とする茎数の80%を確保したら、水を田んぼの表面にヒビがはいるくらいになるまで落とし、1週間ほど土を乾かします。
これを中干しといいます。
中干しには、無効分けつ(無駄な分けつ)を抑え、また土壌中に酸素を供給し、微生物の死骸を肥料分にする効果があります。
また、中干し時に田んぼの水がスムーズに排出されるよう、溝切りを行います。
これは5~10mぐらいの間隔で田んぼに溝を切り、排水口につなげる作業です。
この溝切り作業をしないと、田んぼがよく乾かず根張りが悪くなり、イネが倒れやすくなってしまいます。
今日のお昼ごはんは、
福井県坂井市丸岡町一本田 ヨーロッパ軒 丸岡分店でいただきます。
福井名物といえば、越前ガニ・おろしそば・ソースカツ丼です。
そのソースカツ丼の元祖がヨーロッパ軒だそうです。
チキンカツ1枚・トンカツ2枚・メンチカツ1ヶが入ったミックス丼
ビジュアルが茶色一色
普通盛りでも丼からはみ出す半端ないボリュームです
大盛りはかなり危険! たぶん完食できないです。
13時からJA花咲ふくいが主催する坂井地区水田農業ハイグレード推進大会 坂井農場参観デーに参加します。
JA花咲ふくい 坂井農場は開設100年の歴史を持っています。
・水稲肥料試験
・水稲品種比較試験
・品種選定試験
・新品種の試験など時代に合わせた試験・研究に取り組んでいます。
福井県の気候条件で、最も美味しい米が穫れる次世代水稲品種ポストコシヒカリが10系統試験栽培されていました。
ポストコシヒカリは、
1.コシヒカリよりおいしい
2.いもち病や高温登熟に強い
3.環境に優しい(有機質肥料で安定して生育する)を目標に育種・選抜されています。
昨年(26年産米)に引き続き、マルイ有機糖蜜入りの試験を行ってもらっています。
26年産米は、肥料試験でマルイ有機糖蜜入りが食味値で一番高い数値でした
今年(27年産米)は、
・マルイ有機糖蜜入り
・土壌改良剤てんてん+マルイ有機糖蜜入りを肥料試験していただいています。
14時から水田農業ハイグレード推進大会に参加します。
「緑肥を利用した美味しい米作り」 愛媛大学農学部生物資源学科 上野秀人教授の講演
化学肥料の国内自給率はほぼ0%⇒だからこそ緑肥や有機肥料を使いましょう!
上野教授の講演は分かり易くて、とても参考になりました。
地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む農業者等に対して直接支援を行う、環境保全型農業直接支援対策があります。
㈱日食の契約生産農家も冬春期の水田裏作に古くから「緑肥」として導入されてきたレンゲ栽培をしています(カバークロップ)
レンゲ等の緑肥+土壌改良剤てんてん(微生物有機)+バイオ酵素の組み合わせも増やしていきます。
「本年の水稲生育状況と今後の管理」 水管理・防除・土作り
坂井農林総合事務所 農業経営支援部 小谷佳史主任
登熟期の水管理は、灌水(水を張った状態)を避けて、間断通水を実践することで高品質・良食味・高収量になります。
坂井地区水田農業ハイグレード推進大会に参加した農業者・生産組織の方々が真剣に話を聞いておられました。
JA花咲ふくいでは、栽培講習会や作見会を定期的に開催して、より良いお米が生産・出荷できるように取り組みしています。
夜は19時から福井県福井市大和田2丁目のうまいものダイニング 和楽 福井店で飲み会でした。
燗酒を飲み過ぎました
〆のラーメンはなん・なん亭 福井大和田店へ
JA花咲ふくい 新宅さんが勝手に発注した豚菜ラーメンW(ダブル) 990円
たっぷり野菜&スパイシーな豚唐揚げ2枚で非常にボリューミー
23時にこんなの食べさせたらイカンよ 新宅さん
翌日、体重が2kg増えていました。