H30 6/18(月) おはようございます。
今日・明日は島根県飯石郡飯南町の産地視察です。
メンバーは、
東京都中央区日本橋 ㈱高島屋 Hバイヤー
奈良県大和郡山市 米穀事業者 I社長
大阪府大阪市淀川区 米・食味鑑定士協会 鈴木会長
島根県鹿足郡吉賀町 特選吉賀米倶楽部 森下保さん
熊本県八代市 熊本農業資材㈱ 大杉社長夫妻
福岡県福岡市 ㈱ACM 武宮課長
福岡県糟屋郡須恵町 ㈱日食 内田の8名です。
午前6時半に福岡県を出発して、島根県飯石郡飯南町に向かいます。
関門橋(福岡県北九州市門司区➡山口県下関市)を渡り、本州・山口県へ
午前9時半に中国道 広島北JCT(広島県広島市安佐北区安佐町)を中国道・大阪方面へ
休憩した安佐SAで、関西・大阪での震度6弱の地震を知りました
京都付近で㈱高島屋 Hバイヤーが乗った東海道 新幹線 のぞみが緊急停止・運転見合わせ
午前11時に広島県・島根県の県境 国道54号線 赤名峠を超えて島根県飯石郡飯南町へ
予定より30分以上も早く着く九州組
東京都中央区日本橋 ㈱高島屋 Hバイヤー
奈良県大和郡山市 米穀事業者 I社長
大阪府大阪市淀川区 米・食味鑑定士協会 鈴木会長の3名は、地震で混乱する中を京都から車で移動に切り替えます。
飯南町役場(島根県飯石郡飯南町下赤名880番地)で副町長・産業振興課の課長らと打ち合わせ
今日のお昼ごはん
国道54号線沿い(島根県飯石郡飯南町下赤名) 道の駅 赤来高原でいただきます。
飯南町産の野菜やコシヒカリがとても美味しかったです
14時から島根県飯石郡飯南町小田 三上忠さんのアイガモ農法・無農薬コシヒカリの圃場を視察します。
☆ 有用微生物資材てんてん
☆ 島根和牛の堆肥
☆ バイオ酵素ハイパワー
の組み合わせで栽培する有機質肥料100%の無農薬コシヒカリ(アイガモ米)
農薬不使用のお米
三上忠さんは、標高460~430mの棚田でアイガモ農法で無化学肥料・無農薬コシヒカリを約30年以上栽培しています。
三上忠さんの田んぼは、鉄穴流し(かんな ながし)の跡地につくられた棚田です。
鉄穴流しとは、戦国時代~江戸時代に中国 山陰地方で大規模に行われた砂鉄の採集方法です。
岩石や土に混じった砂鉄を川や水路の流れの破砕力を利用して土砂と分離させ、比重差によって砂鉄のみを取り出します。
採り出された砂鉄は、主にたたら製鉄の製鉄原料に用いられました。
米づくりに最適な環境条件というと、
☆ 昼夜の寒暖差が大きい
☆ 清らかな水を利用してお米が育つ
☆ 土壌にミネラル分が多く含まれている
などですよね!
先週6/16(土)のニッショク通信でご紹介したU字 磁石で、簡単に砂鉄が採れます。
良質の砂鉄が採れた鉄穴流しの跡地につくられた棚田は、土壌にミネラル分が多く含まれていて、美味しいお米が収穫できるんです。
アイガモ達が稲の生育を妨げる草や害虫を、頑張って食べてくれるから無農薬栽培が可能になります
15時から集会所で、
☆ 三上忠さんのアイガモ農法・無農薬コシヒカリの30年間の取組み
☆ 飯南町役場 産業振興課から飯南町の農業の現状と展望
などの説明を聞いて勉強しました。
16時から国道54号線沿い(島根県飯石郡飯南町花栗54−2) 飯南町おおしめなわ創作館へ
飯南町は日本最大ともいわれる長さ13.5m、重さ4.5tの出雲大社神楽殿 大注連縄を、昭和30年代からおよそ6年ごとに出雲大社神楽殿に奉納しており、注連縄づくりの技術と伝統が今なお受け継がれています。
㊟館内は撮影禁止ですが、作成中の出雲大社神楽殿 大注連縄(今年7/17に奉納)と同じ稲わらで作ったお土産が販売されています!
17時半から島根県飯石郡飯南町頓原1070 頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉 に入浴
ラムネ銀泉の湯温はぬるめの38度くらいです。
炭酸ガスと炭酸水素イオンで美肌に効果があり、入浴後ポカポカします。
本日お世話になる宿は、島根県飯石郡飯南町小田842-2 ホテルもりのす
自慢のディナーは、しまね和牛&飯南町産の野菜など、地元で採れた食材がグリルスタイルで提供されます。
食べ過ぎ、飲み過ぎで体重がヤバイです