令和4年7月30日(土)
令和4年産 新米コシヒカリ① 7/26稲刈り 産地特選米
(生産地)熊本県天草市河浦町
(生産者)株式会社愛らん農園 倉田 晋一・晋幸
化学肥料:不使用 有機質肥料100%栽培
農薬:当地比 5割以上削減
記録的な早さの梅雨明けと発表されたものの、7月中旬は梅雨の戻りによる曇天・雨のお天気のうえに真夏日・猛暑日が続きました。
その影響で、登熟不良による充実不足(小粒)や高温障害・日照不足で発生するシラタ(白未熟粒)が見られます。
屑米(網下米・焼酎や味噌などに使用)が多かったことからも、日照不足・高温障害による影響がかなりあったと思われます。
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
品種:令和4年産 新米コシヒカリ
水分:15.2%
室温:26℃
流量
1回目:3
2回目:3
抵抗
1回目:1.9
2回目:1.9
令和4年産 新米の水加減は、お米1:水1.466倍で炊飯試験します。
(パロマ ガス炊飯器 5.5合炊き PR-100DFを使用)
令和3年産米(お米1:水1.486倍)と比較すると、
4.5合(675g)で 13g減らしています。
1合で約3g減らしたことになります。
758g(釜の重さ)+667g(お米4.45合)+978g(水:お米×1.466倍)=2403g
お米667g=4.45合ですが、目盛は4.5合のちょっと上でした。
(パロマ ガス炊飯器 5.5合炊き PR-100DFを使用)
㈱日食 内田は、炊飯試験は1g単位で水加減します。
炊飯釜の目盛はあくまで目安なので、無視します。
自宅の炊飯器で目盛通りだと、
・つやがイマイチ
・やや硬めで粘りが少ない
・あっさりした食感
・パサつきがあり、香りが良くない
などの場合は、水を増やすとふっくら&つやつやになりますよ‼
今日のごはんの試食
令和4年産 新米コシヒカリ① 7/26稲刈り・7/29入荷 産地特選米の試食です。
記録的な速さで梅雨明けが発表されたものの、7月中旬の梅雨の戻りで曇天や雨の天気で日照不足なうえに真夏日や猛暑日が続きました。
稲の登熟期の日照不足と高温は、品質と食味に負の影響となります。
玄米タンパク8.1%
白米タンパク7.8%
とタンパク値が高いのも、光合成やデンプン蓄積が上手くいかなかったからと思われます。
炊き上がったごはんは、つや・粘り・旨味・新米の香りや風味の全てにおいて、昨年の令和3年産米を下回ります。
登熟期(7月中旬~下旬)の日照不足と高温により、例年通りの実力を出し切れなかったことが、とても残念です。
これから稲刈りがすすむにつれて、イクヒカリ➡なつほのか➡歓喜の風➡つやきらりといった具合に品種も変わりますので、品質・食味も良くなっていくと思います。
今日の食味値結果
令和4年産 新米コシヒカリ① 7/26稲刈り 産地特選米
(生産地)熊本県天草市河浦町
(生産者)株式会社愛らん農園 倉田 晋一・晋幸
化学肥料:不使用 有機質肥料100%栽培
農薬:当地比 5割以上削減
玄米タンパク 8.1%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 68点
白米タンパク 7.8%
静岡製機 TM3500 白米食味値 66点
サタケ STA1A 炊飯食味値 84点
水加減 米1:水1.466倍
約90分 浸漬
8/1(月)から、熊本県天草市河浦町 ㈱愛らん農園の 令和4年産 新米コシヒカリの販売を開始します。
化学肥料:不使用(有機質肥料100%栽培米)
農薬:当地比5割以上削減
令和4年7/9(土)~12/31(土)まで、須恵町得する商品券は、専用権・共通券のどちらも㈱日食でご利用いただけます。
この機会に、スーパー・ドラッグストア・ディスカウントストアの慣行栽培米(農薬・化学肥料を通常使用)と㈱日食の有機質肥料100%栽培・減農薬のお米を食べ比べてみてください。
あまりの美味しさの違いに愕然としますよ