令和4年7月6日(水)
5kg×100袋限定 5kg 1,500円(税込)で販売していた、
鹿児島県肝属郡東串良町 大幸農産 中島 正幸さんの
令和3年産 特別栽培米なつほのか 1等 は、完売となりました。
大変美味しいと大好評でしたので、もう一度試食してみました。
令和3年産 特別栽培米なつほのか 1等 1.9mm 産地特選米 の外観品質
(生産地)鹿児島県肝属郡東串良町
(生産者)大幸農産 中島 正幸
化学肥料:不使用(有機質肥料100%栽培米)
農薬:5割以上削減
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
品種:令和3年産 なつほのか 1等
水分:15.8%
室温:26℃
流量
1回目:3
2回目:3
抵抗
1回目:1.8
2回目:1.8
今日のごはんの試食
令和3年産 特別栽培米なつほのか 1等 1.9mm 産地特選米 の試食です。
写真のように、炊き上がったごはんは艶やかで瑞々しく、同産地のコシヒカリを凌駕します。
コシヒカリよりやや大粒で、舌触り・食感が良く、もっちりした強い粘りがありました。
中島さんのなつほのかは昨年8月に稲刈りされた早期米ですが、令和3年産米は大変な当たり年で、新潟県産コシヒカリや東北のひとめぼれ・あきたこまちに引けを取らない美味しさです。
水稲新品種「なつほのか」(旧系統名: 西南136号)は、
・高温登熟性の優れる良食味系統「西南115号」を母
・良食味系統「西海250号」、後の「にこまる 」を 父
・鹿児島県農業開発総合センターで平成15年に人工交配した組合せから育成・選抜されました。
・稈長は「コシヒカリ」より短く,倒れにくい
・出穂期は「コシヒカリ」に比べて10 日,成熟期で12日遅い早期栽培用“晩生”
(稲刈りが8月中旬のお盆前後)
・玄米の大きさは「コシヒカリ」に比べて大粒で、収量性は「コシヒカリ」を10~15%上回る
・登熟期の高温に強く 玄米外観品質は 「コシヒカリ」や「イクヒカリ」より優れる。
・食味は極良食味で「コシヒカリ」や「イクヒカリ」より食味計測値が高く、タンパク値は約1%低い。
なつほのかは九州早期米地帯の産地評価を上げることが確実な、東北のお米に負けない品質・食味・収量の凄い新品種だと個人的に思っています。
今日の食味値結果
令和3年産 特別栽培米なつほのか 1等 1.9mm 産地特選米
(生産地)鹿児島県肝属郡東串良町
(生産者)大幸農産 中島 正幸
化学肥料:不使用(有機質肥料100%栽培米)
農薬:5割以上削減
玄米タンパク 6.0%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 87点
白米タンパク 5.5%
静岡製機 TM3500 白米食味値 86点
サタケ STA1A 炊飯食味値 96点
水加減 米1:水1.483倍
約70分 浸漬