令和元年8月7日(水)
熊本県天草市河浦町 倉田晋一さんと新品種 つやきらり(西海291号)の圃場を見てきました。
☆ 農研機構 九州沖縄農業研究センターで、
早生で良食味の多収系統「泉1801(西海258号)」を母、
早生で極多収の良食味系統「関東222号(あきだわら)」を父、
として人工交配・育種を行いました。
☆ 平成30年3月に品種登録された新品種です。
☆ きぬむすめ・日本晴の熟期の西日本暖地向きの品種です。
☆ 高温登熟でも玄米の外観品質の劣化(乳白粒など)が少ない
高温登熟耐性は “やや強”
☆ きぬむすめより7%多収で、且つ病害虫に強くて栽培し易い品種です。
つやきらりは、㈱日食で5年間の試験栽培をさせていただいており、
令和2年産から種籾の販売と業務用米(寿司米)として、取扱いを致します。
年内につやきらり専用のホームページ(種籾の販売・業務用米)を作成する予定です。
2018年7月に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」
その構成遺産のひとつが、﨑津集落と﨑津教会です。
全長463メートルの新1号橋は、アーチ橋としては国内最大級で「ソリッドリブアーチ」と呼ばれる工法では国内最長だそうです。
午前11時から、熊本県八代市で昨日8/6(火)に熊本県天草市河浦町で積み込みした倉田晋一さん・晋幸(くにゆき)さん親子の令和元年産 新米わさもん・新米コシヒカリ 産地特選米を米検査していただきました。
わさもん・コシヒカリ共にカメムシの被害粒混入(黒い斑点米)で2等でした。
倉田さんは、カメムシ防除の農薬散布を一切せずに色彩選別機で被害粒を取り除いています。
因みに、カメムシの被害粒混入(黒い斑点米)
1等は1000粒で1粒まで
2等は1000粒で3粒まで
3等は1000粒で5粒まで
7粒以上は規格外になります。
熊本県八代市から福岡県粕屋郡須恵町の㈱日食に戻る途中、前が見えないほどの土砂降りの雨になりました。
気温が30℃を超える中での米の手積み・手降ろしは、汗だくで軽く熱中症になっているのか、眩暈がしてクラクラします。
積んできた新米のサンプルを【静岡製機 食味分析計 TM3500】で玄米の食味値測定をして、 産地特選米の食味値基準に合致しているかチェックします。