令和4年3月11日(金)
毎年、3月の第二土曜日に契約生産農家さんと共に【米の生産・販売の意見交換会】を開催しています。
これまで18回開催していますが、令和2年の19回・令和3年の20回・令和4年の21回の3年間は新型コロナ感染拡大の影響で開催を断念しました。
3年連続の開催の断念は、新品種や新しい有機資材の取組み遅れやデータ取得が出来ないなどの問題もあり、少人数(10名程度)で勉強会を行いました。
農研機構 九州沖縄農業研究センター 筑後拠点 2022年度 西海系統の特性一覧
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歓喜の風(西海289号)・つやきらり(西海291号)は、品種利用許諾契約と原種苗提供契約を交わしています。
品種になる前の番号の付いた系統は、5系統ほど現地実証試験栽培をさせていただいてます。
将来的に品種名が付いてデビューする有望な西海系統が複数あります。
日本アルコール産業株式会社の【サトウキビのちから水 オーガニック】【サトウキビのちから水100】を新たな有機資材として試験しています。
2年間の試験栽培データから、
☆ 土壌の微生物活性が上がる
☆ 作物が元気になる
☆ 収量・品質・食味向上
の効果があることが明らかになっています。
令和4年産米もより良いお米が収穫できるように、契約生産農家・契約農協と頑張って稲作に取り組んで参ります。