令和4年3月7日(月)
(生産地)島根県鹿足郡吉賀町注連川➡しめがわ
(生産者)古泓 宜應➡こぶけ よしおう
化学肥料:不使用
農薬:当地比8割減(除草剤1回)
有機質肥料100%栽培(マルイ有機 ラクト菌入り)
試験精米【山本製作所 タテ形精米方式 ライスパル VP-31】
品種:令和3年産 コシヒカリ 1等
水分:14.0%
室温:9℃
流量
1回目:3
2回目:3
抵抗
1回目:2.4
2回目:2.3
今日のごはんの試食
令和3年産 コシヒカリ 1等 圃場:47 の試食です。
白米タンパク5.8%と低いので、つやつやピカピカ✨&もっちりした粘りのごはんに炊き上がりました。
コシヒカリ特有の粒感やほのかな旨味があり、とても美味しいです。
一級河川 高津川の清流と標高250~300mの高冷地で育つ吉賀町注連川のお米は、全国トップクラスの食味・美味しさです。
ナイロンコード式草刈り機であぜの草刈りが徹底されていて、気持ちが良いです。
古泓さんはコシヒカリを平成16年から18年間出荷していただいています。
平成16年産~令和3年産まで、18年連続でコシヒカリの検査1等です。
地球温暖化の影響でコシヒカリの登熟期が毎年のように猛暑・酷暑になっていますし、台風被害等もありながら、18年連続で1等米を生産されている栽培管理・技術はすばらしいと思います。
(生産地)島根県鹿足郡吉賀町注連川
(生産者)古泓 宜應
化学肥料:不使用
農薬:当地比8割減(除草剤1回)
有機質肥料100%栽培(マルイ有機 ラクト菌入り)
玄米タンパク 6.8%
静岡製機 TM3500 玄米食味値 82点
白米タンパク 5.8%
静岡製機 TM3500 白米食味値 84点
サタケ STA1A 炊飯食味値 95点
水加減 米1:水1.47倍
約70分 浸漬
午後は、㈱日食のある福岡県糟屋郡須恵町から約1時間の福岡県田川郡福智町のライスセンターへ
【にじのきらめき】は最近デビューした新品種の中でも、
☆ 短稈(たんかん)で倒伏に強くて栽培しやすい
☆ 高温登熟でも外観品質が良い
☆ コシヒカリと遜色ない美味しさ
の特徴があり、作り易さ・品質・食味の三拍子が揃ったお米です。
新品種にじのきらめき(北陸263号)
☆農研機構 中央農業研究センター 北陸研究拠点(新潟県上越市)で、
高温耐性に優れた西南136号 後の なつほのか を母、
極良食味の 北陸223号 を父
とした交配から育成した品種です。
☆育成地(新潟県上越市)での出穂期はコシヒカリとほぼ同じです。
成熟期はコシヒカリより4日から5日程度遅くなります。
☆稈長はコシヒカリよりもかなり短くなります。
☆育成地(新潟県上越市)での玄米収量はコシヒカリに比べて標肥栽培で15%程度、多肥栽培で30%弱の多収です。
☆千粒重はコシヒカリよりも2g程度重くなります。
☆玄米外観品質 はコシヒカリより明らかに優れます。
☆食味はコシヒカリと同等の評価です。
☆耐倒伏性は強、穂発芽性は難、葉いもち圃場抵抗性は中、穂いもち圃場抵抗性はやや強、縞葉枯病には抵抗性、白葉枯病抵抗性はやや弱、高温耐性はやや強です。
☆栽培適地は、コシヒカリの栽培が可能な北陸から関東以西です。